平均株価は188円安と大幅続落、先物売りに下げ幅を拡大=東京株式市場・20日後場2008.08.27 [ Wed ]

 20日後場の東京株式市場は、下げ幅を拡大。平均株価は前日比188円09銭安の1万3942円08銭と大幅続落し、終値で1週間ぶりに1万4000円台を割り込んだ。

 上海、香港株が上昇したことを背景に後場寄りは下げ渋ったが、先物市場で再び売り圧力が増し、平均株価は軟化。「欧州系ファンド売りが続いている」(準大手証券)との指摘が聞かれ、前日から続いている「邦銀が債券ディーリングで大きな損失を出した」(市場筋)などのうわさも手控え要因となり、一時226円安まで値を下げた。売り一巡後は、「ダイワ割安株チャンス2008」(上限1500億円)の設定額が564億円と順調だったこともあり、安値もみ合いとなった。

 市場では、「先物主導の展開が続いており、相場の不安定さを裏付け、上下のブレが大きくなっている。直近で人気化している個別材料株には利益確定売りが出ているが、上値が重い主力株に比べ、まだ分があると見ている。ただ、全体の相場が一段の上昇となるには、ファンダメンタルズなど基本的な条件がそろうことが必要だろう」(別の準大手証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり357、値下がり1248。出来高は20億2263万株。売買代金は2兆1171億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(19日終値は1ドル=107円51銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中31業種が下落。NY原油先物安を背景に、国際帝石 、石油資源 など資源開発株や、AOCHD 、新日石 など石油株が軟調。THK 、オルガノ など機械株にも売りが続いた。三菱UFJ 、中央三井 など銀行株や、新光証券 、野村 など証券株、ジャフコ 、NIS などノンバンク株も下押した。

 京セラ 、東エレク 、ソニー など値がさハイテク株も指数を押し下げ。清水建 、大林組 など建設株も下落。TBS 、KDDI など情報・通信株も売られた。個別では、直近で人気化していたアドバネクス 、古河電池 などが大幅安となった。

 半面、王子紙 、レンゴー などパルプ・紙株が小幅高。個別では、08年5月期連結業績予想の下方修正でアク抜け感が高まったハニーズ が値上がり率トップ。09年2月期第1四半期連結決算で2ケタ経常増益となったイオンディラ や、東洋糖 、甜菜糖 など砂糖株が買われた。

株式新聞ダイジェスト ]
提供:モーニングスター社
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